神奈川県川崎市から兵庫県三田市に移住した管理人が、移住後の生活をゆるくご紹介します。
今回は、兵庫県三田市から日帰りで訪れた京都のゆる~い散策記録です。
この日は、17時過ぎには帰宅しないといけなかったので、滞在時間3時間程度の散策でした。
寺町京極商店街で昼食→安井金毘羅宮→八坂神社→円山公園の順に散策しました。
アクセス
今回は三田駅から電車で行くことにしました。
電車での行き方は大きく2通りあります。
①三田→(JR)→大阪→(JR)→京都(1時間22分、1520円)
②三田→(JR)→宝塚→(阪急)→十三→(阪急)→京都河原町(1時間36分、860円)
①と②では到着駅と所要時間が異なるのですが、①の方が電車賃が倍ほど高いので、いつも②で行きます。
さらに今回は、妻のアイデアで金券ショップで買った、阪急の全区間利用可能な特殊乗車証(株主優待チケット)を利用しました。
この乗車証は、買うお店やタイミングによって値段が変わるのですが、この時は1枚380円で買ったものです。
三田-宝塚間が330円なので、今回は710円で行けました。
ちなみにこの日は、次回以降に利用するために、河原町の金券ショップで同じ乗車証を買ったのですが、1枚405円でした。
前回は烏丸で買いました。
ランチ
京都に着いたのが13時前だったので、まずお昼ご飯を食べることにしました。
寺町京極商店街にある「窯焼和牛ステーキと京のおばんざい 市場小路 寺町本店」です。
当初行く予定だった、京野菜を食べられるお店がコロナの影響なのか閉店していたので、このお店に行くことにしました。
寺町京極商店街は、京都河原町駅下車、9番出口を上がって西へ徒歩すぐ、新京極商店街の西隣にあります。
妻も私も「黒毛和牛ハンバーグのおばんざいプレート」にしました。
ハンバーグを店内の石窯で焼いて提供するスタイルです。
ご飯と豆腐のおかわりができます。
8種類のおばんざいと豆腐が京都っぽい感じがしました。
私の方は、ご飯も豆腐もおかわりをして美味しく頂いたのですが、妻の方で少しハプニングがありました。
ハンバーグが少し生焼けでした。
もう少し火を通してくれるように頼んだところ、快く焼き直してくれました。
ポテトも追加してくれました。
妻の方も豆腐をおかわりし、(焼き加減以外は)おおむね満足したようです。
こちらは入り口に飾られていた和傘です。
京都っぽい感じがしました。
次の目的地に向かう途中、寺町京極商店街を少し歩いたのですが、ファッションや雑貨のお店が多かった(そう感じただけかもしれませんが)ので、雰囲気が京都というよりは東京の「下北沢」(行ったことあります!)に似てるなあ、と思いました。
お店の情報
住所 | 京都府京都市中京区錦 小路上円福寺前283 ウィズユービル B1 |
電話番号 | 075-252-2008 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | - |
最寄駅 | 京都河原町駅 徒歩5分 |
駐車場 | 近隣を利用 |
※営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
安井金毘羅宮
昼食後に向かったのは、京都市東山区にある「安井金毘羅宮」です。
安井金毘羅宮は「悪縁を切り、良縁を結ぶ神社」として有名です。
切りたい縁(人ではありません、自分のことです)があったので参拝しました。
こちらの歴史は古く、飛鳥時代に藤原鎌足が一族の繁栄を願って創建した「藤寺」が起源とされています。
本殿には主祭神の崇徳天皇(すとくてんのう)をはじめ、大物主神(おおものぬしのかみ)、源頼政(みなもとのよりまさ)公の三柱の御祭神が祀られています。
主祭神の崇徳天皇が讃岐国(香川県)に流刑された際、金刀比羅宮(ことひらぐう)に籠って一切の欲や未練を断ち切られたことから、安井金比羅宮は古来より断ち物の祈願所として信仰されてきました。
また、安井金比羅宮には崇徳天皇とご一緒に、古くから道開きの神様として信仰されている大物主神も祀られていることから、海上安全や交通安全にもご利益があるとされています。
こちらは本殿の前にある拝殿です。
こちらの拝殿でお賽銭を入れて鈴を鳴らしてから本殿の前に進み、お参りする作法になっています。
安井金毘羅宮は「絵馬」でも有名です。
境内には無数の絵馬が奉納されています。
境内で一際存在感を放っているのが「縁切り縁結び碑(いし)」です。
私たちは「縁切り縁結び碑」へのお参りはしなかったのですが、数名の方が並んでいました。
ですので、こちらの写真はフリー画像です。
「縁切り縁結び碑」は、高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石で、中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれています。
びっしりと無数に白い「形代(かたしろ)」(身代わりのおふだ)が貼られ、独特の雰囲気を放っています。
「縁切り縁結び碑」の参拝方法は以下の通りです。
- 本殿へのお参りを済ませます。
- 「形代授与所」にて「形代」に願い事を書きます。(100円程度のお賽銭が必要です。)
- 形代を持って、願い事を念じながら碑の表から裏へ中央の穴をくぐります。
- 同じく形代を持って願い事を念じながら碑の裏から表へ穴をくぐります。
- 最後に手にした形代を碑の好きなところに糊で貼り付けて祈願完了です。(糊は形代授与所に用意されています。)
安井金毘羅宮は終日参拝可能です。
「形代」も形代授与所に終日用意されています。
お守り、絵馬等の授与所は午前9時から午後5時30分までとなっています。
夜中でも参拝できるため、日中は人目が気になるという方も安心です。
安井金毘羅宮の基本情報
住所 | 京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70 |
電話番号 | 075-561-5127 |
参拝時間 | 終日可能 お守り、絵馬等の授与所は9:00~17:30 |
拝観料 | 無料 |
最寄駅 | 京都河原町駅 徒歩15分 |
駐車場 | あり |
八坂神社
次に向かったのは、同じく京都市東山区にある「八坂神社」です。
安井金毘羅宮から徒歩で10分かかりません。
八坂神社は、地元の方から「祇園さん」の愛称で親しまれる神社です。
1300年以上の歴史があり、素戔嗚尊(すさのをのみこと)をはじめたくさんの神様が祀られています。
また、八坂神社は、24時間いつでも参拝できる神社です。
拝観料もかからないため、無料で参拝することができます。
境内には朱塗りの外観が目を引く本殿の他に、縁結びのパワースポット「大国主社」など10を超える末社があるのですが、今回は時間があまりなかったので、素戔嗚尊(すさのをのみこと)が祀られている本殿をお参りさせて頂きました。
境内へは「西楼門」から入りました。
こちらは西楼門を真下から撮った写真です。
桜の模様が見えます。
八坂神社は四条通りや東大路通りに面しているのですが、境内に入ると空気が変わる気がします。
こちらの朱塗りの大きな建物が、国の重要文化財にも指定されている「本殿」です。
高さ15m、広さは400坪にも及ぶ大きな屋根で、拝殿と本殿を覆った特徴的な建築様式は「祇園造」と呼ばれます。
こちらは柱の上部にある虎と龍(だと思います)の彫刻です。
本殿の真下には池があり、青龍が住み、大地のエネルギーが集まり、京都の街を守護しているという伝説があります。
こちらは本殿の手前にある「舞殿(ぶでん)」です。
舞殿では奉納行事のほか、結婚式なども行われます。
提灯は、夜になると明かりが灯り京都らしい風情溢れる景色を鑑賞できます。
こちらは本殿の横に設置された「茅(ち)の輪」です。
茅の輪は、無病息災・疫病退散を願う儀式「茅の輪くぐり」に使われる、茅萱(ちがや)でできた大きな輪です。
無病息災を願いながら、左・右・左と8の字を描くように茅の輪を3回くぐります。
私たちも無病息災を願いながらくぐりました。
茅の輪は通常、毎年6月30日の「大祓式(おおはらえしき)」と、7月31日の「疫神社夏越祭」に設置されるのですが、今年は新型コロナウイルスの事態を受けて、例外的に3月初旬から設置されています。
これはかつてコレラが大流行した年の秋に設置された明治10(1877)年から、実に143年ぶりのことだそうです。
八坂神社の基本情報
住所 | 京都市東山区祇園町北側625番地 |
電話番号 | 075-561-6155 |
参拝時間 | 終日可能 社務所は9:00~17:00 |
拝観料 | 無料 |
最寄駅 | 京都河原町駅 徒歩8分 |
駐車場 | あり |
円山公園
次に向かったのは、八坂神社と隣接している「円山公園」です。
こちらも河原町の雑踏や大通りの喧騒とは無縁な感じです。
円山公園は、京都市内にある公園の中で最も古い公園です。
帰りの時間が差し迫っていたので、しだれ桜の周辺のみの散策になりました。
こちらが現在(2021/5/25)のしだれ桜です。
満開時のしだれ桜はこんな感じのようです。(フリー画像を拝借)
こちらは池にいた金色の鯉です。
金運があがりますように!
円山公園の基本情報
住所 | 京都市東山区円山町 |
電話番号 | 075-561-1350(京都市都市緑化協会) |
開園時間 | 終日可能 |
最寄駅 | 京都河原町駅 徒歩14分 |
駐車場 | あり |
まとめ
今回の京都散策はあまり時間がなかったので、「寺町京極商店街で昼食→安井金毘羅宮→八坂神社→円山公園」の順にあわただしく回った感じです。
帰りの円山公園から京都河原町駅までも速足で向かったぐらいでした。
有意義な時間を過ごせたのですが、京都はやっぱりゆっくり散策したいです。
とはいえ、京都河原町駅に向かう途中にある「おはぎの丹波屋」では、しっかりお土産(草餅とあべ川餅)を買って帰りました。
あなたもお気に入りの散策コースを見つけてみてはいかがでしょうか。
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