世界では毎年多くのビールコンテストが開催されています。近年では、日本のクラフトビールも多くのコンテストで受賞しています。ここでは世界のビールコンテストについてご紹介します。
アジア・ビアカップ(The Asia Beer Cup)
主催:日本地ビール協会
1998年より開催されているアジアで最も権威のあるビール鑑評会。(旧ジャパン・アジア・ビアカップ)日本、及びアジアで生産されているビールを対象として審査します。
インターナショナル・ビアカップ(The International Beer Cup)
主催:International Craft Beer Days(ICBD)実行委員会
「インターナショナル・ビアカップ」は、1996年より毎年開催してきた「インターナショナル・ビアコンペティション」の名称を2014年から改め、開催されています。世界で販売されているビールと発泡酒及びビールテイスト炭酸飲料を対象とし、エントリーされたビールを国際標準化されている「ビアスタイルガイドライン」に基づいて審査していることが特徴です。
ワールド・ビアカップ(World Beer Cup)
主催:Brewers Association
1996年よりアメリカで、2年に1度開催されている世界で最も権威のある国際的なビールのコンペティション。日本では「ビールのオリンピック」と呼ばれることもあります。
ヨーロピアン・ビア・スター(European Beer Star)
主催:ヨーロッパ小規模醸造者協会、ドイツ醸造者協会、バイエルン州醸造者協会
「EBS」は、2004年より毎年開催される、ヨーロッパ最大規模のビアコンペティションです。ヨーロッパを起源とするビールの味と品質を基準に審査します。
ワールド・ビア・アワード(World Beer Awards)
主催:英国パラグラフ・パブリッシング社
年1回世界のBEST BEERを選ぶコンテストです。世界中から参加したビールの中からブラインドテイスティングで評価され、ビアスタイル部門ごとに勝利者が決められます。
オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード(Australian International Beer Awards)
主催:ヴィクトリア州農業協会(RASV)
「AIBA」は、オーストラリアのヴィクトリア州メルボルンで開催されるビアコンペティションです。毎年開催されるビアコンペティションとしては世界最大規模を誇ります。
ブリュッセル・ビアチャレンジ(Brussels Beer Challenge)
主催:ベルギーのビールコミュニティであるBECOMEV
「BBC」は、2012年より毎年ベルギーにて開催される、国際的なビールコンテストです。ビアジャーナリスト、クラフトビール協会関係者などによって審査が行われます。